当院の歯周病治療について
歯周病は感染症です!!
・・・と言われてもピンときませんよね??
歯周病って昔は歯槽膿漏と呼ばれていた歯茎の病気です。
今でも歯槽膿漏って言ったほうがわかりやすいかもしれませんね?
よく「もうトシだから歯茎が弱くなった」という声を聴きますが、加齢変化だけで歯茎が極端に悪くなることはありません。加齢変化で歯茎の形が変わることは事実ですが、じつはそれだけではなく歯周病菌のせいで歯茎に炎症を起こし、骨を溶かしていって歯茎が弱くなることが多いようですね。
ということは・・・?
歯周病菌を少なくしてあげることが細菌の感染症である歯周病の治療には重要なのです。
ではどうやって・・・??
細菌の感染症だから抗生物質を飲むだけでなおりますか?
と聞かれますが、不十分です。
バイオフィルム感染症と言われる歯周病にはクリーニングが必須です。バイオフィルムとは細菌が層のようにネバネバになり固まった最近の塊です、表面が膜になっていてバリアーのようになっていて薬が効きません。ですから物理的にバイオフィルムを除去しないといけません。一回クリーニングしてバイオフィルムを除去してもすぐにまたバイオフィルムができてしまい、毒性が強くなっていきます。
ですからできるだけバイオフィルムがつかなくするようにするためにクリーニングやセルフケアでブラッシングをする必要があるのです。